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葛藤について18(終わりに)
2012 / 03 / 20 ( Tue )
葛藤を手放すためのヒント集

8)終わりに
二元性という言葉がありますが、この世のものには、それぞれに反対のものが存在します。

葛藤を手放すためには、この両極端にある反対のものを平等に見ることが大切かもしれません。

喜び、怒り
楽しみ、悲しみ
成功、失敗

それらのどちらに転んでも、「今、ここで」のあり方に気づいていく。
そして、感情であれば、その感情が湧き上がって誕生し、波が自然に引いていくように、感情も消滅し無くなっていく。
成功してもおごらず、失敗したら必要以上に落ち込まずに何かを学んでいく。

こんなあり方が、生きやすくなる秘訣かもしれません。

何かに執着すれば、囚われて息苦しくなります。

こだわりを持ったとしても、そうじゃない場合を許容できる心の余裕を持ちたいものです。


(完)
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葛藤について17(無意識の葛藤を意識化する)
2012 / 03 / 07 ( Wed )
葛藤を手放すためのヒント集

7)無意識の葛藤を意識化する(続き)
無意識の葛藤を意識化するために、自覚しているものから声を聞くという方法があると書きました。これは、次のように行います。

・まず、自覚できているものを選びます。例えば、「うずいている」感覚を取り上げたとします。
・次に、そのうずく感覚に意識を向けて、十分感じるようにします。
・その後、その感覚が話すとしたら、何と話すか聞いてみます。
・声が聞こえてきて、さらに確認したいことや疑問があったら、対話を進めていきます。

手順は、これだけです。この方法は、身体の感覚や感情を擬人化して、自己内対話を進めていくものです。

注意点は、無意識にあるものを意識化するのが目的ですので、出てきた声を批判したり、責めたり、善悪で判断したりしないことです。あくまでも、対等に話し合うという思いで行うと良いと思います。


この方法は、自然と出来ている人もいると思いますが、人によってはなかなか難しい人もいると思います。

今まで身体や感情に意識を向けてこなかった人や、その声を聞くという考えになじめない人は、難しいかもしれません。この場合でも、選んだ感覚を十分に体験するということを、繰り返してみましょう。諦めるのは、努力してからも遅くありません。


また、ナラティブ・セラピーの“問題の擬人化”方法のように、選んだものに名前をつけ、対話しやすくするというのも一つの手です。参考図書にあげた本の中には、付けた名前として「フレッド」「悪魔」「こっそりちびちゃん」「かんしゃく暴君」などが例として出てきます。要は、ご自身にとってしっくりする名前であれば、問題ありません。

よかったら、試してみてください。


参考図書:
A・モーガン(小森・上田訳)、ナラティブ・セラピーって何?、金剛出版

(続く)
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葛藤について16(無意識の葛藤を意識化する)
2012 / 02 / 29 ( Wed )
葛藤を手放すためのヒント集

7)無意識の葛藤を意識化する。
今まで書いてきたヒント集は、心の中の葛藤が意識できているものについてでした。

しかし実際は、葛藤が意識できていない場合があります。このような時は、その葛藤から生まれてくる焦燥感や不安などが自覚される場合があります。この状態が深刻になっていくと、身体に症状が出たり(身体化)、行動が不自然(行動化)になったりします。

私自身、次のような経験をしたことがあります。

ある企業の正社員で働いていた時に、人間関係のトラブルから、強いイライラした感情を持ったことがあります。私自身の場合には、その気持ちに気づいておりましたが、何も対処せず、感情を抑えて我慢していました。そのような状態が、記憶が正しければ半年から1年続いたと思います。

そして、ある時、ふと気が付きました。
お腹の周りに、大量のジンマシンが出来ていると・・・。

それは目を背けたいほどにおぞましい感じで、とってもびっくりしたのを覚えています。

後から考えれば、その原因は、感情を抑制していた結果でした。しかし、その頃は、身体化という症状を知らなかったため、原因が分かりませんでした。

結局、その時に勤めていた会社は辞めましたが、その直後に、何もなかったかのようにジンマインが無くなったのです。この時に、自分の身体に何が起きていたかを、理解したのです。


葛藤が無意識の場合、私と同様なことが起きる可能性があります。

このような場合、無意識の葛藤を、意識化していく必要があります。この方法として、自覚できているもの、例えば、焦燥感、不安、身体の感覚からアプローチし、それらの声を聞くというものがあります。

(続く)
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葛藤について15(マインドフルネス)
2012 / 02 / 14 ( Tue )
葛藤を手放すためのヒント集

6)マインドフルネスのあり方で過ごす(続き2)
このブログで、「あるがままに」という表現を何度も使ってきたね。先日もリネハンのマインドフルネスの概念を参照して、「「今・ここ」でのありのままを体験し・・・」と書きました。

誰でも自分の中に見たくないものがありますね。それを闇と言ってもいいですし、エゴと言ってもいいですし、他の違う表現でも良いと思います。そして、二元性の世界であるこの世の中では、相対するものが存在します。自分の中に闇があれば、自分の中に光もあります。

闇を見たくない、
こんな自分の内面や過去の事は他の人に言えない、
自分を認められない、
あの人が憎い、負けている自分が悔しい、

いろいろな闇があると思います。

こんな苦しい状況から抜け出したい、
成長したい、
生きやすくなりたい、
周りとうまくやりたい、

あなたの中に、こんな光り輝く部分もあるのはないでしょうか。

「あるがままに」とは、そのような闇も光も、同時に自分の中にあることを認めることだと思います。闇を見ないようにして光だけを見ることではないし、逆に光を無視して闇だけを見ることでもないと思います。

内省しようとすると、いろいろな思いが出てくると思います。その出てきた思いが自分にはあるんだなぁっと、一歩距離を取り、認めて、そして眺めてみること。それが「あるがままに」ということではないでしょうか。自分に正直になるという表現でも良いと思います。


日々、相談者に関わっていますが、成長していくために、

闇に向かい合い、それを小さくしていく、
まず光を意識して、それを大きくしていく、

そのどちらのアプローチもあると思います。

どちらのアプローチでも大切なのは、常にありのままの今の自分を認めることですね。それは、自分を是認することではないと思います。それは、必要があって出来た今の性格を認め、成長したい・良くなりたいという光を意識しながら、これからを変えていくことを自分に認めることではないでしょうか。

そこから、新しい自分が始まるように思います。

(続く)
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葛藤について14(マインドフルネス)
2012 / 01 / 30 ( Mon )
葛藤を手放すためのヒント集

6)マインドフルネスのあり方で過ごす(続き)
前回の議事のとおりマインドフルネスを応用したセラピーは複数ありますが、個人で簡単に出来るものとしてマインドフルネス呼吸法があります。これを行うことで、リラックスしたり感情を落ち着かせる効果があります。方法は、教える人によって細かい点は異なりますが、次のものが一例です。

(1)椅子に座り、背筋をまっすぐ伸ばし、左右どちらからに傾かないようにしながら、同時に硬くならないようにリラックスします。足はべったりと床につけ、目は軽く閉じます。

(2)自分の意識を呼吸に向けていきます。息を吸うとお腹や胸が膨らんだり、空気が鼻から肺に入っていく感覚と息から出て行く感覚、身体の自然なリズムを感じます。

(3)もしも感情や思考、イメージ、心配事が出てきたら、少し距離を置くような感じ「xxxが自分の中にあるなぁ」と思って、価値判断をせず「あるがままに」認めます。そして、ゆっくりと意識を呼吸に戻していきます。

意識を「今、ここの」のあり方の一つである呼吸に向け続けることは、最初は難しいかもしれませんが、練習していくと慣れていくと思います。上記の(3)までが慣れてきたら、(3)を次のように変えます。

(4)呼吸をしていて、自分に中に不安、緊張、怒りが出てくる場合があります。その時は、その感情が、息を吐き出しながら身体から出て行くと思いましょう。そして、新鮮な空気が鼻から入ってくると思いましょう。実際にイメージを使ってもかまいません。言葉を使って、「xxを手放す」と心の中で繰り返してもかまいません。

大切なことは、自分の中にある感情を追い出すということではなく、あるがままの感情に気が付いて、その感情のエネルギーが自然と流れて外に出て行くのを感じることです。そして、波のように自分の中の感情が小さくなっていくのを感じることです。

出てきたものが感情以外、例えばイメージや辛い経験の場合は、その時の身体の感覚や感情にも意識を向けていきましょう。その後に、そのイメージ、辛い感覚、感情を手放すような感覚で行うと良いと思います。

上記の呼吸方を10分程度行うと気持ちが落ち着くことが多いと言われていますので、練習の目安は15~20分程度が良いと思います。

もしも良かったら、試してみてください。

(続く)
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