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マインドフルネスの日々1
2013 / 04 / 15 ( Mon )
マインドフルネスで有名なジョン・カバットジンが昨年末に来日され、
ワークショップが開催されました。

時を同じくして、マインドフルネスの本が何冊か出版されています。

ジョン・カバットジン著『マインドフルネスを始めたいあなたへ』(星和書店)
マーク・ウィリアムズ他著『うつのためのマインドフルネス実践』(星和書店)
バンテ・H・グナラタナ著『マインドフルネス 気づきの瞑想』(サンガ)

精神世界や宗教の分野で出版された瞑想の本を含めれば、もっとあるかもしれません。

このような動きは、マインドフルネスへの興味が高まってきている証拠でしょう。

そもそも、元をたどれば、臨床心理学のマインドフルネスは、仏教の瞑想に源流があります。

しかし、前掲のグナラタナ氏の本によれば、仏教の瞑想には2つの流れがあります。
それが、サマタ瞑想とヴィパッサナー瞑想です。

サマタ瞑想は、ある一つの対象に心を集中させて、深い静けさを得ていく方法です。
ここで使われているサマタとは、集中という意味になります。

それに対して、ヴィパッサナー瞑想は、
今この瞬間に起きていることをあるがままに気づいていくことです。
このヴィパッサナーとは、智慧という意味です。

マインドフルネスは、このヴィパッサナー瞑想の流れを汲んでいます。

従って、心のありかたも仏教と同じで、

意図的に、
今この瞬間に、
価値判断することなしに、
注意を向けていくこと

を目指しています。

東洋世界で数千年に渡って築き上げてきた瞑想の技術が、
太平洋を渡って西洋世界に入り、臨床心理学に取り込まれマインドフルネスとなり、
今度は逆に日本に逆輸入されてきたということでしょう。

これからの日本の臨床心理の分野で、どのようにマインドフルネスが広がっていくか楽しみです。
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