マインドフルネスの日々4
2013 / 05 / 27 ( Mon ) マインドフルネスは、一定の時間を取り座って行うことも出来ますが、1日のうちのある瞬間に、時々、立ち止まって行うことも出来ます。
ジョンカバット・ジンは、次のように書いています。 “一日の中でときおり、立ち止まり、座り、そして呼吸に息を向けてください。5分でも、5秒でもかまいません。自分が何を感じているか、そして何が起こっていると感じるかを含め、今この瞬間をすべて受け入れるように身を委ねてください” (ジョンカバット・ジン著『マインドフルネスを始めたいあなたへ』) 不安や怒りが出てきた時、動揺した時、ふと我に返りたい時、自分の中で何が起きているのか感じてみたい時、そのような時にマインドフルネスになることで得るものがあるでしょう。 得るものがあると書きましたが、本来は、何をする訳でもなく、ただ単にこの瞬間に存在するだけです。感情が沸き起こったのなら、その感情が動くのを見るだけなのです。 そして、マインドフルネスの精神をもって、より多くのことに取り組むこともできます。 “自宅で普段繰り返し行っていることを、マインドフルネスを実践する招待状として使いましょう。玄関に行く、電話に出る、話をするため家族を家の中で探す、トイレに行く、洗濯機から洗濯物を出す、冷蔵庫をのぞきに行くといったことはすべて、スピードを落とし、それぞれを瞬間により触れるための機会として活用できます。・・・シャワーを浴びる、食事をするといったことに対して、もっとその瞬間に存在するように努力してみましょう。”(掲書) マインドフルネスの精神をもって日々を過ごすことで、本来の自分に戻り、より統合された自分を感じ、より多くの気づきが得られていくことでしょう。 |
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